It’s a Sony展に行ってきた
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アート展
銀座のソニービルが3月31日をもって閉鎖され、解体される。ソニー製品のプロモーションとして50年に渡り営業されてきたビルで、ただぶらぶらするだけでも飽きずに楽しめるスペースだった。去年の11月から「It’s A Sony展」と題したイベントが開催されていて、覗きに行ってきた。
ビルは8階建てなので、まずエレベーターで8階に直行。ここは「OPUS」というコミュニケーションゾーンになっていて、エレクトリカル・アンサンブルというイベントをやっていた。初代?のウォークマンに手を近づけるとテルミンのように電子音が鳴ったり、ブラウン管に手をつけると触れた面積で音が微妙に変わったり、オープンリールを回すと音が鳴ったりと、楽しく体験できるスペースだった。
階段を降りて、各階を覗いてみる。レストランは長蛇の列ができていて、こちらも閉店が惜しまれているようだった。各階の様子は、最新スマートウォッチ、アーティストのミニライヴ、壁には来場者のメッセージが貼られている人工芝のスペースなど、ソニーの歴史を振り返るというよりは未来に向けてのメッセージが託されているように感じた。
このビルは、解体後2018年7月にソニーパークとして復活し、2年間オープン。その後は2022年にソニービルとして復活するそうだ。
It’s a Sony展は3月31日まで開催されています。
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