Mono＠HostessClubWeekender

ドラム、女性ベース‎、ギター2人の日本人4人組インストバンド。日本人アーティストがHostess Club Weekenderに出演するのは、はじめてだそうだ。セットチェンジ中の音合わせを自分たちでやっていて、ライヴが始まったかのような感覚に‎陥ってしまった。

さて本番。ドラムセットの両サイドにアンプを積み、その前に2人のギタリストが椅子に腰掛けてうつむき加減にギターを弾く。2人の間、つまりドラムセットの前に、女性ベーシストが陣取るという具合。ギターは、ひとりがテレキャスター、もうひとりはジャズマスターかジャガー辺りで、2本のギターの絡みがとてつもない轟音‎を生み出す。女性のベースも負けていない。彼女は上体を大きく揺らしながら弾き、また曲によっては鉄琴もこなしていた。
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1曲1曲が長尺で、静と動の繰り返しというよりは、ほとんどが動で圧倒し、合間にわずかに静のひとときが訪れるという編成に。薄くスモークも炊かれ、ステージ後方からのライティングも、演奏にうまくシンクロしている。途中、ジャズマスターの人の方がゾーンに入ったのか、椅子を蹴り倒すと立ち上がって弾き、その後うずくまってエフェクターをいじり、ギターを投げ出すと、なんとエアギターに！ギタリストのエアギターを見るのは、はじめてかも。