Girl Band＠HostessClubWeekender

アイルランドはダブリン出身の4人組で、同じく初来日。しかし、バンド名とは裏腹に全員男で（笑）、ドラム、ベース、ギター、ヴォーカルというオーソドックスな編成だ（4人中3人は、先ほどのピューマローザのライヴをフロアで観ていた）。
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サウンドの要はギタリストだ。エフェクターを何度となく調整してはノイジーでメタリックな音を発し、プレイも結構変則的だ。ほとんどの曲でドラマーとアイコンタクトをとり、その後この人のリフかドラマーのカウントによって演奏が始まっていた。ベースも、ギターに呼応するかのように軋んだ音を発していた。‎

技巧派演奏集団のような3人とは対象的に、ヴォーカリストは歌うというよりはがなり、シャウトし、肉体性に溢れていた。シンプルな歌詞を何度となく繰り返すこともあり、ちょっと笑えた。ポストパンク風の佇まいだが、決して先人をなぞっているのではなく、古臭くない今の音として機能していた。‎