バイオハザード5 リトリビューション(2012年)
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最終更新日:2022/03/16
バイオハザード IMAX, ディストピア, ミラ・ジョヴォヴィッチ
前作のラストでウェスカーを倒し、アンブレラ社に囚われていた人たちを解放し、平穏のときが訪れた・・・と思いきや、アンブレラ社の大群が襲撃。アリスは海中にあるアンブレラ社施設に囚われの身となり、アリスを捕らえ尋問するのは、かつて『2』では同志だったジルだった。
しかし施設のコンピュータがハッキングされ、アリスは赤いドレスの女エイダに救われる。エイダを向かわせたのはなんとウェスカーで、今はアンブレラ社を退き人類の存亡をかけてアンブレラ社と戦う指揮をとっている。アリスはエイダと共に施設からの脱出を試み、また地上からも救出部隊が潜入し、アリスと合流せんとする。
シリーズ5作目だが、過去に登場したキャラクターやゲームではお馴染みだったらしいキャラクターが登場し、オールスターキャストの様相を見せている。上述のジルは胸元にデバイスを埋め込まれてアンブレラの手先になった。『1』ではアンデッドに噛まれながらも戦った女戦士レインは、クローンとして、そしてアリスの敵として立ちはだかる。
前作『4』でいい味を出していたルーサーは、引き続き登場。しかし、クレア、クリス、Kマートは冒頭の襲撃される場面にのみわずかに登場するだけだ。エイダ、救出部隊のレオンやバリーは、ゲームでの人気キャラとのこと。また、アンブレラの頂点に立っているのはコンピュータのレッドクイーン。『1』以来の登場となる。
舞台はアンブレラ社内の施設が大半で、世界の主要都市のエリアがいくつもある。そこでウィルスの効力を実験し、ニューヨークエリアで実験した模様はロシアに見せてウィルスを買わせ、モスクワエリアの場合はアメリカに、という用途。アリスが最初に入ったのが東京エリアで、そこで『4』で冒頭に少しだけ登場したアンデッドの中島美嘉と対決する。なお、エンドロールには中島美嘉の曲が流れる(日本版だけかな)。
公開時にはIMAX3Dで観ていて、迫力や立体感の凄さは体感できた。しかし、内容的には少し微妙。アンブレラ社の施設は、ディズニーランドやusjのような巨大アトラクションのようにも見えてしまった。また、アリスが黒のレザースーツを着ていることや、クローンとはいえベッキーというアリスの娘が登場したことは、『アンダーワールド 覚醒』とかぶっているようにも思えてしまった。
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