マリー・アントワネット展を見に行ってきた
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最終更新日:2021/02/23
フランス王室・帝政 キルスティン・ダンスト
「宇宙と芸術展」からのはしごで、森アーツセンターギャラリーで開催されている「マリー・アントワネット展」を見に行ってきた。こちらは大混雑で、客の8割くらいが女性だった。
展示は、彼女の生い立ちをなぞるように進んでいた。オーストリア大公の娘として生まれ、14歳でフランスのルイ16世に嫁いだ。贅沢を尽くし、最後はフランス革命のさなかで37歳で処刑されてしまう。
複雑な家系図、プライベート空間の再現、バッキンガム宮殿の模型、そして数多くの肖像画。宣材ポスターにも使われている、薄いブルーのドレスをまとった肖像画が、特に印象的だった。意外だったのは、母マリア=テレジアの影響とかで、日本の漆器を愛用していたことだ。時代は18世紀後半で、日本はまだ江戸時代で鎖国中のはずなのだが、フランス王室の力のなせる技なのだろうか。
個人的には、入り口は『ベルサイユのばら』で、もう少し踏み込んだのはソフィア・コッポラ監督、キルスティン・ダンスト主演の映画『マリー・アントワネット』だった。今回の展示で、またちょっとだけ踏み込むことができたかな。
「マリー・アントワネット展」は、2017年2月25日まで開催されています。
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