"レイア姫"キャリー・フィッシャーさん死去
スター・ウォーズ・シリーズの"レイア姫"ことキャリー・フィッシャーさんが27日に亡くなられた。60歳だった。
『ブルース・ブラザーズ』『恋人たちの予感』などにも出演しているが、この人の場合、なんと言っても『スター・ウォーズ』のレイア姫に尽きる。エピソード4~6においては、ルーク・スカイウォーカーのマーク・ハミル、ハン・ソロのハリソン・フォードとと並び、シリーズの顔となった。気丈でいて優しさもあり、カリスマ性もある。レイアは、映画における女性指揮官の代表的な存在ではないだろうか。
去年『エピソード7』が公開され、約30年ぶりにレイア役を演じた。現在公開中の『ローグ・ワン』でも、変則的ながら出演を果たしている。スター・ウォーズ・サーガは現在も続いており、まだまだこの人は必要な存在だったのではなかっただろうか(ただ、エピソード8の監督によれば、フィッシャーさんの出演シーン撮影は既に終えているのだとか)。
23日、ロンドンからロサンゼルスへ向かう飛行機内で心臓発作を起こし、到着後緊急入院。一時は一命を取り留め安定したと伝えられたが、27日に容態が急変したとのことだ。
少し前には自伝を出版し、その中でハリソン・フォードと不倫関係にあったことをオープンにし話題になった。当のハリソン・フォードはさらりと流す大人の対応をしていたが、一部メディアやファンからはバッシングされていた。ワタシは、自伝を出す以上センセーショナルなエピソードがあった方がインパクトがあると出版社に乗せられたものと思っていた。ただ、もしかすると、彼女は自分の命において覚悟を決めていて、踏み切ったのかもしれない。
謹んでご冥福を・・・、いや、フォースと共にあらんことを。
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