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ディパーテッド(2006年)

ディパーテッド(2006年)

ボストン。優秀な成績で警察学校を卒業したコスティガンは、警察からのスパイとしてマフィアに潜入。一方、マフィアのボスのコステロに幼い頃から目をかけられたサリバンは、同じく警察学校を卒業し刑事に。つまり、マフィアのスパイとしてだ。自陣の内情が相手方に漏れていることを双方とも察知し、どちらも内通者がいることを意識する。

コスティガンに、サリバンに、コステロに、コスティガンの上官にマーティン・シーン。監督は、だ。アカデミー作品賞を受賞した話題作だが、香港映画のリメイク版とのことだ。

地上波の吹き替え版で観たせいか、迫力やスケール感に欠け、コンパクトにまとまりすぎている印象だ。終盤は主要キャラが次々に死んでいくが、その描写もあっさりしすぎているように見えた(マーティン・シーンの最期だけは衝撃的だったが)。もしかして、重要なシーンが結構カットされてしまっているのではないだろうか。

映画冒頭では、の『Sympathy For The Devil』が使われている。この作品の3年後になるのか、ストーンズ『Shine A Light』をスコセッシは監督していて、ちょっとだけ嬉しくなる。

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