*

ディパーテッド(2006年)

ディパーテッド(2006年)

ボストン。優秀な成績で警察学校を卒業したコスティガンは、警察からのスパイとしてマフィアに潜入。一方、マフィアのボスのコステロに幼い頃から目をかけられたサリバンは、同じく警察学校を卒業し刑事に。つまり、マフィアのスパイとしてだ。自陣の内情が相手方に漏れていることを双方とも察知し、どちらも内通者がいることを意識する。

コスティガンに、サリバンに、コステロに、コスティガンの上官にマーティン・シーン。監督は、だ。アカデミー作品賞を受賞した話題作だが、香港映画のリメイク版とのことだ。

地上波の吹き替え版で観たせいか、迫力やスケール感に欠け、コンパクトにまとまりすぎている印象だ。終盤は主要キャラが次々に死んでいくが、その描写もあっさりしすぎているように見えた(マーティン・シーンの最期だけは衝撃的だったが)。もしかして、重要なシーンが結構カットされてしまっているのではないだろうか。

映画冒頭では、の『Sympathy For The Devil』が使われている。この作品の3年後になるのか、ストーンズ『Shine A Light』をスコセッシは監督していて、ちょっとだけ嬉しくなる。

関連記事

エリジウム(2013年)

西暦2158年、人々の生活は二極化していた。大気汚染や人口増加によって大多数の人は貧困に苦し

記事を読む

コンテイジョン(2011年)

香港への出張から帰宅したベスは、シカゴの自宅に帰宅後発熱と咳の症状が出て、やがて死亡。同じ頃

記事を読む

オデッセイ(ネタバレあり)

オデッセイ(ネタバレあり)

火星での任務中、マーク・ワトニーは嵐で吹き飛ばされてしまう。チームはワトニーが死亡したと判断

記事を読む

幸せへのキセキ(2012年)

コラムニストのベンジャミンは、妻を亡くしたショックを引きずり、仕事をやめてしまう。反抗期の息

記事を読む

アジャストメント(2011年)

アジャストメント(2011年)

上院議院有力候補のデヴィッドは、エリースという女性ダンサーと短い間に立て続けに出会い、そして

記事を読む

  • 全て開く | 全て閉じる
PAGE TOP ↑