パティ・スミス(Patti Smith)の写真展に行ってきた(2009年9月12日)
映画『ドリーム・オブ・ライフ』と連動するように、原宿のギャラリーでパティ・スミスの写真展が行われていた。映画を観終わった後に、ちょこっと覗いてみた。
展示されていた写真は、大きく2つのカテゴリーに分かれていた。まずひとつは、劇中でパティが愛用していたカバンやポラロイドカメラ、子供の頃の服、ギターなどのどアップ。
もうひとつは、日本人でパティを撮影することを許された女性カメラマンによるフォトだ。この人は2001年のフジロックでのパティ&バンドの写真を撮って本人に送り、これをパティがいたく気に入って撮影許可に至ったとのこと。5年前のニューヨークでの写真には、息子ジャクソンや娘ジェシーと一緒のものなどがあった。7月にフジロックと映画のプロモーションで来日していたパティだが、三島由紀夫の墓を訪れていたようで、そのときの様子も捉えられていた。
関連するいくつかの本も展示されていた。パティ自身に関する本や、パティが影響を受けた人に関する本などだ。前者は半分くらいは読んだことのある本(『バベル』など)、後者はローリング・ストーンズやボブ・ディランのほか、ランボーやウィリアム・ブレイクの詩集などだ。もちろん、販売の対象である。
この写真展は2009年9月27日まで行われています(現在は終了)。入場は無料。上記の通りで、パティが愛用していた品々のフォトもあることから、先に映画を観ておくことをお勧めします。渋谷のシアターNから歩いても、15分弱くらいです。
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