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キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011年)

キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー

第二次大戦中の1942年。ナチスのヨハン・シュミットは、強大なエネルギーを持つキューブを発見。ゾラ博士に新兵器を作らせ、ナチスから離れ自身の組織「ヒドラ」を結成する。一方ニューヨークでは、青年スティーヴ・ロジャースが、愛国心は強いが体がひ弱すぎるため、軍の入隊テストに落ちまくっていた。諦めきれないスティーヴは再度兵士に応募し、スーパーソルジャー計画を仕切る博士の目にとまって被験者となる。

実験は成功し、スティーヴの身長は伸び、筋肉質の体格になった。しかし博士が暗殺されたため計画は中断してしまい、スティーヴはマスコットキャラクター「キャプテン・アメリカ」としてメディアに出たり、戦地に赴いてショーを行ったりする。実際には戦わないスティーヴに兵士たちの目は冷たかったが、親友バッキーがヒドラに囚われの身となっていることを知り、単身ヒドラの基地に乗り込んでバッキーたちを救出する。

コミックスのヒーローものだが、時代が第二次大戦中というのが、他のヒーローものと一線を画している。悪の組織ヒドラが誕生するのもこの作品で、博士亡き後スティーヴを技術面で支えるのがハワード・スタークつまりアイアンマンのトニー・スタークの父という人脈も、よくできている。クライマックスでは、爆弾を積んだ飛行機を止めるべく、スティーヴは北極に飛行機を突っ込ませる。そして70年の時が過ぎ、スティーヴは現代にて復活。迎えるのがS.H.E.I.L.D.の長官フューリーで、物語はアベンジャーズにつながっていく。

スティーヴは、スティーヴを支える女性士官ペギーにという人、直属?の上官にトミー・リー・ジョーンズ、ヨハン・シュミットはヒューゴ・ウィービング、フューリーは。クリスとヘイリーにとっては出世作となり、また代表作にもなっていると思う。スティーヴの親友バッキーはセバスチャン・スタンという人で、この作品だけ見ていると非運の人だが、後々大きな存在感を放つことに。いい意味での裏切りだ。

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