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SHERLOCK 忌まわしき花嫁

SHERLOCK  忌まわしき花嫁

SHERLOCK』は、とジョン・ワトソンが21世紀を舞台に活躍する、新感覚のホームズだ。‎しかし、今回の舞台は、1895年ビクトリア朝時代のだ。

軍医として出兵していたワトソンは負傷して帰還。自分と同じく下宿を探しているというホームズと知り合う。ホームズは難事件を次々に解決し、ワトソンはそれを小説として世に出していた。

レストレード警部は、いつものように難事件を持ち込む。花嫁姿の女性がバルコニーから銃を乱射し、その女性は自ら命を絶ったように思われていたが、数日後その女性は夫の前に現れ、夫を撃ち殺す。2人は、解決に向けて取り組んでいく。

しかし中盤になり、事態は大きく急変する。

まだ公開中なので詳細は自重するが、中盤の急変を「そういうことか!」と狂喜するか、「なんじゃこりゃ?」と取り残されるかは、シーズン1~3のドラマを事前に観ているかいないかで決まる。そもそも、21世紀を舞台にしているはずの『SHERLOCK』が、なぜ今回に限り原作と同じ19世紀末が舞台になるのか。ぱっと見はシーズン1~3とはかけ離れた、独立した物語のように思われたのだが、実はシーズン3と今後放送予定のシーズン4とを結びつける役割を担っているのだ。

本編に先駆けて脚本家スティーヴン・モファットによるホームズの部屋の細かい解説があり、本編の後にも‎メイキングがあり、同じく脚本家でシャーロックの兄マイクロフトを演じるマーク・ゲイティスが、やマーティン・フリーマンといった、主要キャラクターにインタビューしている。

シーズン1~3を観ていたワタシは、もちろん狂喜した方だ。1年前の年末年始にはロンドンに行き、ベイカーストリートのシャーロック・ホームズ博物館や『SHERLOCK』でのロケ地に行っていたこともあり、なおさらだった。今回の『忌まわしき花嫁‎』の撮影は去年1月から始まったそうで、ワタシが訪れた数週間後ということになる。

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