*

幸せへのキセキ(2012年)

幸せへのキセキ(2012年)

コラムニストのベンジャミンは、妻を亡くしたショックを引きずり、仕事をやめてしまう。反抗期の息子は退学になり、心機一転にと郊外に家を買うが、その家はなんと休園中の動物園つきで、そのオーナーになることが条件だった。動物園にも経営にも素人のベンジャミンはトラブルに見舞われ費用ばかりがかさんでしまう。しかし、亡き妻からの思わぬプレゼントを手にし、飼育員たちとも打ち解け、動物園オープンを目指す。

実話を元にした映画で、実話の様子がテレビ番組『アンビリーバボー』で放送されたことがある。ハリウッド映画ということで、原作から変えているところが結構ある。原作では、舞台はイギリス(映画はアメリカ)。ベンジャミンはもともと動物愛好家で、廃園を防ぐために動物園を買っている。

妻が亡くなったのは、家と動物園を買い、再建に乗り出している最中だった。この設定を変えたのは、マット・デイモンととの微妙な関係と微妙な進展を描きたかったからだろう。またエンドロールを見てわかったのだが、オープンした動物園を訪れる客の中に、ホンモノのベンジャミンと2人の子供がいたようだ。

関連記事

オデッセイ(ネタバレあり)

オデッセイ(ネタバレあり)

火星での任務中、マーク・ワトニーは嵐で吹き飛ばされてしまう。チームはワトニーが死亡したと判断

記事を読む

エリジウム(2013年)

西暦2158年、人々の生活は二極化していた。大気汚染や人口増加によって大多数の人は貧困に苦し

記事を読む

アジャストメント(2011年)

アジャストメント(2011年)

上院議院有力候補のデヴィッドは、エリースという女性ダンサーと短い間に立て続けに出会い、そして

記事を読む

コンテイジョン(2011年)

香港への出張から帰宅したベスは、シカゴの自宅に帰宅後発熱と咳の症状が出て、やがて死亡。同じ頃

記事を読む

ディパーテッド(2006年)

ボストン。優秀な成績で警察学校を卒業したコスティガンは、警察からのスパイとしてマフィアに潜入

記事を読む

  • 全て開く | 全て閉じる
PAGE TOP ↑