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幸せへのキセキ(2012年)

幸せへのキセキ(2012年)

コラムニストのベンジャミンは、妻を亡くしたショックを引きずり、仕事をやめてしまう。反抗期の息子は退学になり、心機一転にと郊外に家を買うが、その家はなんと休園中の動物園つきで、そのオーナーになることが条件だった。動物園にも経営にも素人のベンジャミンはトラブルに見舞われ費用ばかりがかさんでしまう。しかし、亡き妻からの思わぬプレゼントを手にし、飼育員たちとも打ち解け、動物園オープンを目指す。

実話を元にした映画で、実話の様子がテレビ番組『アンビリーバボー』で放送されたことがある。ハリウッド映画ということで、原作から変えているところが結構ある。原作では、舞台はイギリス(映画はアメリカ)。ベンジャミンはもともと動物愛好家で、廃園を防ぐために動物園を買っている。

妻が亡くなったのは、家と動物園を買い、再建に乗り出している最中だった。この設定を変えたのは、マット・デイモンととの微妙な関係と微妙な進展を描きたかったからだろう。またエンドロールを見てわかったのだが、オープンした動物園を訪れる客の中に、ホンモノのベンジャミンと2人の子供がいたようだ。

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