キングスマン(ネタバレあり)
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最終更新日:2021/02/19
キングスマン コリン・ファース, サミュエル・L・ジャクソン, タロン・エガートン, ニコラス・ケイジ, マイケル・ケイン, マシュー・ボーン, マーク・ストロング, マーク・ハミル, ルーニー・マーラ, ロンドン
ロンドン。実父を10数年前に亡くしているエグジーは無職でふらふらしていたが、ある日仕立て屋ハリーに出会う。しかしハリーには裏の顔があって、世界のどの国にも属さない国際スパイ組織「キングスマン」のエージェントだった。実はエグジーの父はハリーの同僚で、任務の途中で亡くなっていた。
ハリーはキングスマンの新人候補としてエグジーに声をかけ、エグジーは他のライバル候補たちと共に過酷なテストを受ける。一方で、ハリーは頻発する科学者失踪事件を追っていて、IT企業の富豪ヴァレンタインをマークする。
監督がマシュー・ボーンなこともあり、『キックアス』との共通点は少なくない。アクションにおける殺人のシーンは、かなりエグい。ハリーをコリン・ファース、エグジーはほぼ無名の若者タロン・エガートンが演じているのだが、『キックアス』では当時無名のアーロン・ジョンソンが主人公に起用され、ニコラス・ケイジ演じるヒットガールの父親が途中で死んでしまう。ハリーも・・・。
キングスマンの他のメンバーを演じるは、マイケル・ケインとマーク・ストロング。マークは『イミテーションゲーム』もそうだったが、スパイ役が似合っている。ヴァレンタインはサミュエル・l・ジャクソンだが、『アベンジャーズ』のニックと同じ人とは思えない、痩せ細った顔つき体つきだった。
ヴァレンタインの秘書兼殺し屋を、ソフィア・ブテラという人が演じている。ダンサーでアーティストのPV出演はあるものの、女優としてのキャリアはほぼゼロだが、堂々たる佇まいは『ドラゴン・タトゥーの女』のときのルーニー・マーラにちょっと近く、今後が楽しみ。また、序盤で誘拐される科学者が、なんと『スター・ウォーズ』ルーク・スカイウォーカーのマーク・ハミルだった!
キングスマンの面々は、アーサー王物語のキャラクターをコードネームにしている。ランスロットは聞いた瞬間にすぐわかり、マイケル・ケインの役はアーサーで、もしやと思った。マーク・ストロングの役はマーリン、コリン・ファースのハリーはガラハッドと呼ばれていたが、見終わった後に調べて納得した。
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