ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(ネタバレあり)
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最終更新日:2021/02/19
ミッション:インポッシブル サイモン・ペグ, ジェレミー・レナー, トム・クルーズ
IMFエージェントのイーサン・ハントは、謎の犯罪組織シンジケートを捜査するうちに逆に捕らえられてしまう。しかし、組織のひとりであるはずのイルサの助けにより、脱出に成功する。一方、CIAはIMFを解散させ、イーサンは全世界に指名手配されてしまった。
6ヶ月後。独自に捜査を進めていたイーサンは組織の正体を掴み、IMF時代の仲間ベンジーを呼び寄せる。イルサとも合流し、彼女は組織に潜入しているMI6のスパイとわかる。組織のボスであるレーンに絡む情報がモロッコの発電所地下にあるとわかり、イーサンたちはレーンより先に情報を奪取しようとする。
シリーズ5作目で、ここまで続けているのは『007』シリーズを意識しているからかな。イーサンを演じるトム・クルーズにとっては、代表作のひとつになりつつある。1作目公開が1996年で、当時は30代だったトムも現在53歳。しかし、アクションの多くはスタントを使わずに自らこなしている。
予告編でさんざん流れていた、離陸する飛行機にへばりつくシーンは、IMFとしてこなした任務のひとつとして冒頭に描かれ、話の本筋には関係しない。がしかし、絶対CGだろと思っていたところ、トムが自らやっていたようだ。側面にへばりつく直前の、翼の上を歩くシーンも何気にすごい。まるで『未来少年コナン』のようだ。
ベンジー役のサイモン・ペグは『3』から、ブラント役のジェレミー・レナーは前作から、引き続き登場。2人とも主役クラスで、トムと合わせて3人が並び立つのはなんとも豪華だ。CIAの長官はアレック・ボールドウィン、イルサはレベッカ・ファーガソンという人。レベッカは、『3』でイーサンの婚約者を演じていたミシェル・モナハンに少し似ている。
モロッコでのド派手なカー/バイクチェイスや、発電所地下での情報奪取などは視覚に訴えるが、個人的には冒頭と終盤の舞台がロンドンであることにテンションが上がる。クライマックスで組織とイーサンらが対決するのはテムズ川沿い、ロンドン塔手前なのだ。
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