ロイヤル・ブラッド(Royal Blood)@フジロック’15
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最終更新日:2020/06/13
Fuji Rock Festival'15 フジロック, ロイヤル・ブラッド
ドラムとベースの2ピースという、デス・フロム・アバヴ・1979のような編成の新人だ。この後ルディメンタルが出演するが、彼らは今日のホワイトステージのヘッドライナーだ。そして、彼らはその責を軽く凌駕した。
的確かつパワフルなドラムもさることながら、注目はベース&ヴォーカルの方だ。多くのアーティストがリズムキープのために手に取るベースを、この人はまるでギターのようにメロディーメイクしている。歌の合間にも何度もMCを入れ、オーディエンスをあおる。
メディアのごり押しで前評判が先行してしまうアーティストも少なくない中、彼らは噂に違わなかった。すごいバンドというのは、キャリアうんぬんではなく、自分たちのスタイルを確立できているかどうかだと思う。彼らは、既に彼ららしくある。今後が楽しみだ。
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