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バットマン・リターンズ(1992)

バットマン・リターンズ(1992)

ゴッサムシティ。奇形な赤子ゆえに両親に捨てられ地下で動物に育てられた、サーカスギャングの首領ペンギン。市長につくふりをしてゴッサムの生命線である発電所を支配せんとする、実業家シュレック。

シュレックの陰謀に気づいた秘書セリーナは、シュレックによりビルから突き落とされるが、猫の魔力によって復活しキャットウーマンになる。そしてブルース・ウェインとセリーナは、お互いの正体を知らないままやりとりを交わすようになる。

バットマン』の続編で、監督はが続投。この人らしいダークファンタジー色が出ている分、ゴッサムシティ全体が作り物の世界のように見えてしまい、個人的には前作の世界観の方を気に入っている。

ブルース/バットマンのをはじめ、執事アルフレッドやゴードン総監らは、前作と同じ人が演じている。一方、ペンギンを、シュレックを、そしてセリーナ/キャットウーマンをが演じていて、キャスティングは前作以上に豪華だ。

ブルース/バットマンの登場は控え目で、悲しい過去を持つペンギンや野心家シュレックの出番の方が多い印象。しかし、彼らをまるごと食ってしまっていると思うのが、ミシェル・ファイファーだ。内気なセリーナから一転して、奔放で解放的なキャットウーマンに変貌。市街地の店を荒らすシーンでは、一通り暴れた後にムチで縄跳びをするのだが、彼女のアドリブだそうだ。

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