Zazen Boys／KK NUEL_Liquid Room Ebisu

ポップグループのライヴで恵比寿のリキッドルームに来ている。サポートアクトが2組あった。

KK NUEL
坊主に髭面の、日本人男性ひとりのユニット。なんと、マーク・スチュワートが出てきてこの人を紹介した。ステージ前方に卓が設置され、約20分に渡ってノイズを展開。ラップトップに視線をやりながら機材を操り、マイクに息を吹き掛けてそれを別のノイズとして被せていた。ポップ・グループの世界観には、通ずるものがあるように感じた。

Zazen Boys
約10分後、いつのまにか本人たちがステージにスタンバっていて、そのままスタート。今まで5～6回観てきたバンドだが、前回から結構間が空いていて久々だった。向井秀徳、ベース吉田、ギター吉兼の3人が、松下のドラムセットを向きながらビートを発してはじまった。

最近の作品から多く演奏されたように思う。向井は必ずしもギターに終始せず、キーボードも多用。マイクスタンドは向井にしかないのだが、4人でアカペラチックに肉声を重ね、その後演奏にシフトしたことも何度かあった。それにしても、相変わらずいや今まで以上の音圧だ。フェスでは大きなステージにブッキングされることの多い彼らなので、リキッドのキャパシティーでこれを体感できるのは嬉しい。

吉田は、開場前の物販に姿を見せていた。物販担当だったのだろうか。