*

ミュータント・タートルズ(ネタバレあり)

公開日: : 最終更新日:2021/02/14 ミュータント・タートルズ

ミュータント・タートルズ

ニューヨーク。犯罪組織フット軍団が暗躍する中、スクープ狙いのチャンネル6レポーターのエイプリルは、人間と同じ大きさのカメがフット軍団を蹴散らしているのを目撃。彼らは刀やヌンチャクを操る、ニンジャ・タートルズだった。

彼らの存在をアピールするが、とりあってもらえず会社をクビになったエイプリル。亡き父は科学者で、動物を人間の姿に変える「タジェン」の研究をしていた。彼女は父の友人で大企業の社長エリックを頼りタートルズのことを話すが、エリックはフット軍団と手を組んでいた。

エイプリルはその後タートルズの隠れ家に行き。自分が彼らの誕生に深く関わっていたことを知る。が、その直後にフット軍団に襲撃され、彼らは捕獲されてしまう。フット軍団は、タートルズの血液からミュータジェンを抜き、毒ガスを作ってニューヨークに撒き散らそうとしていた。

アメリカ人気コミックの、何度目かの映画化になる。最新映像技術を駆使し、戦闘シーンの臨場感が素晴らしい(特に、雪山を下りながらのフット軍団との戦いは)。4人のタートルたちは、一見不気味そうでいて実は愛嬌のある顔立ちをしていて、かつジョークを飛ばしまくる。なので、ピンチになっても悲壮感が漂うのはちょっとで、必ずひっくり返してくれると思わせてくれる。

タートルズの4人は、モーションキャプチャー。エイプリルは、その上司はウーピー・ゴールドバーグだ。『トランスフォーマー』シリーズのマイケル・ベイが制作を務め、頭の中を空にして楽しめる、エンタメムービーに仕上がっている。続編制作も、既に決定しているとのこと。

ポスターのど真ん中にも書かれ、劇中ひとりのタートルが連呼する、「カワバンガ」ということばがある。観ている最中はなんのことやらさっぱりだったが、後で調べてみると、サーファー文化におけるスラングで、「やったぜ!」という意味だそうだ。

関連記事

ミュータント・ニンジャ・タートルズ 影(シャドウズ)(ネタバレあり)

タートルズの活躍により逮捕された、ゾッド軍団の首領シュレッダー。しかし、刑務所への護送中に脱

記事を読む

  • 全て開く | 全て閉じる
PAGE TOP ↑