THE THURSTON MOORE BAND_Hostess Club Weekender
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最終更新日:2020/06/13
Hostess Club Weekender 2015.2. サーストン・ムーア, ソニック・ユース
ソニック・ユースは個人的に何度も観てきたが、サーストン・ムーアのソロを観るのは今回がはじめてだ。セットチェンジにはサーストンをはじめメンバー4人が現れ、自分のところをセッティングしていた。
さてライヴだが、メンバーは、ドラムに盟友スティーヴ・シェリー、ベースにマイブラのデビー、ギターにジェームスという人。構成はソニック・ユースとほぼ同じに見えるが、ジェームスのギターは控えめで、リー・ラナルドほど前に出てこない。つまり、サーストンの独壇場の様相だ。
出だしは軽めのノイズを数分繰り広げた後にサーストンのギターが大暴れする演奏にシフト。アメリカンオルタナティヴの元祖たるこの人だが、長いキャリアを重ねてもまだこの人にはギターを持ち激しいリフを発する衝動がある。
MCでは「kiss or ・・・」シリーズでヴァン・ヘイレンやユーライア・ヒープ、クラッシュ、ヤードバーズの名をあげる。茶目っ気も相変わらずだ。
いつ終わるとも知れぬ、インプロヴィゼーションの応酬。スティーヴはほぼサーストンを見ながらプレイし、2人のアイコンタクトによってリズムチェンジが行われる。スティーヴのドラムは、思った以上にラウドだった。デビーは、マイブラのときと同じくドラムセットに寄り添い、半身になって弾いている。ジェームスはサーストンの真逆に立ち、ギターを弾いていた。
序盤は、たぶん25分で2曲。トータルでも6曲だった。クールにしてホット。ラウドでノイジー。サーストンは、健在だ。
setlist:
01:For Evermore
02:Speak to the wild
03:Germs Burn
04:Detonation
05:The Best Day
06:Grace Lake
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