PHILIP SELWAY_Hostess Club Weekender #hostessclub
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最終更新日:2020/06/13
Hostess Club Weekender 2015.2. トム・ヨーク, レディオヘッド
レディオヘッドのドラマーである、フィリップ・セルウェイ。自身2枚目のソロアルバムをリリースし、それに伴うHCWエントリーだ。
個人的には4年半前のファーストソロの来日公演も観ているが、そのときはフォーキーな作風をそのままステージで表現し、アコギを弾きながらリラックスして歌うフィルの姿が印象的だった。
しかし、今回様相は大きく変わった。メンバーはベース、女性キーボード、ドラム、そしてフィル。フィルはサンプリング操作と歌に徹することが多く、ギターを弾いたのはたぶん3曲くらいだと思う。ベースは時にキーボードを、ドラムは時に木琴を、女性キーボードはバイオリンやエレクトリックピアノをこなす、昨夜のベルセバ以上の変幻ぶりを見せていた。
アレンジは、多くの曲がヘヴィーでダンサブルになり、セカンドにはその気配はあったが、ファーストの曲も生まれ変わってしまった。いい意味で、レディオヘッドに寄せていた演奏もあった。フィルが歌いながら両腕を横にあげて小刻みに踊る姿は、トム・ヨークを彷彿とさせた。
setlist:
01:Miles Away
02:By Some Miracle
03:Around Again
04:The Ties That Bind us
05:Don't Go Now
06:A Simple Life
07:Running Blind
08:Ghosts
09:Coming Up For Air
10:Patron Saint
11:Turning It Inside Out
12:Waiting For A Sign
13:Beyond Reason
14:It Will End In Tears
場内に一体感が生まれるとか、緊張感溢れる演奏で圧倒するとか、という類いのライヴではなかった。しかし、1組目のアクトとしては贅沢だったと思う。
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