PKD(フィリップ・K・ディック酒場)
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最終更新日:2021/02/13
フィリップ・K・ディック フィリップ・K・ディック
神田にある早川書房本社1階のカフェが、SF作家フィリップ・k・ディック仕様になっているとのことで、行ってきた。
フィリップ・K・ディックの作品は、いろいろ映画化されている。『トータルリコール』『マイノリティ・リポート』『アジャストメント』などがそうだが、決定的なのは『ブレードランナー』だ。共通しているのは「人間とは」「自分とは」というアイデンティティを問うもので、死後30年以上が経過しても、作品が古びることはない。
お店近辺は、平日であればサラリーマンで賑わっているであろうところだが、土曜の昼はひっそりとしていた。お店に入っても、客は誰もいなかった。メニューはディックの作品にちなんでいたが、土曜は「PKD風焼うどん」「火星のミートボール」2つのみとのこと。アイスコーヒーと併せて、オーダーした。
焼うどんもミートボールも、量的にはコンパクトだった。アイスコーヒーに敷くコースターも、ディック仕様。まっさらなコースターを別にもらった。ユニコーンを折り紙で折る説明書、レプリカントを試験する用紙などももらう。でもこの用紙、回答がない(笑)。
壁にはディック作品の表紙、映画化された作品のポスターなどが貼られていた。液晶大型テレビでは、『ブレードランナー』のDVDが流されていた(但し、ワタシが入店した直後に終了したらしく、ずっとメニュー画面に/笑)。
場所柄、土曜昼よりも平日夜に来た方がよかったかもしれない。メニューは、アルコール類がやたらと充実していたし。夏にはシャーロック・ホームズ仕様だったらしいが、気づくのが遅くて行けなかった。PKD酒場仕様は、12月26日までとのことだ。
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