永遠の若大将加山雄三77歳の武道館LIVE
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最終更新日:2017/09/18
加山雄三
9月にBSで放送された、加山雄三武道館ライヴを観た。このライヴは、CD+DVDで一般発売されている。
現在加山は77歳で、武道館のステージに立ったアーティストとしてはもちろん最高齢だ。しかしお年寄り臭さなど全くなく、恐らく全員が自分より年下であろうバンドを従え、堂々とそして次から次へと持ち歌を歌う。そしてギターも弾き、ピアノも弾く。放送はワンコーラスずつ区切って可能な限りの曲を流す。
合間には、バックステージの模様や加山をリスペクトするアーティストのコメント、他の公演の様子などが、少しだが入っていた。武道館公演は8月23日だったが、その一週間前に六本木のEX-TheaterでKing All Starsとしてステージに立っていて、そのときの様子もちょっとだが流れた。
公演の翌日にニュースでも取り上げられていたが、アンコールの『君といつまでも』のとき、加山がワンコーラス歌ったところで突然演奏がストップ。加山がきょろきょろしているところにまた演奏が始まるが、歌いながら登場したのは桑田佳祐だった。サプライズで、どうやら知らないのは加山だけ、という状況だったらしい。
ライヴを新曲で締め括り、バックステージに戻るところまでカメラは追う。加山の第一声は、なんと「終わっちゃった、つまんねーの」だ。つまんない?まだまだやり足りなかったと見ればいいのか。とにかく、この人はなんて若いんだろう。そんな加山の現在の夢は、80歳になったらエコシップに乗って世界の海に繰り出すことだそうだ。
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