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ビーディ・アイ(Beady Eye)解散

公開日: : 最終更新日:2022/11/23 Beady Eye ,

ディファレント・ギア、スティル・スピーディング

26日、が解散を匂わせるツイートをした。ほんとうに解散なのか、それともリアムの気まぐれな発言なのか微妙なところだった。しかし、も続いてツイートしたため、こりゃほんとうなんだなと思った。

は、解散以降最も再結成が望まれ、また最も再結成の匂いを漂わせるバンドだった。そしてビーディ・アイの活動も、オアシスの歴史に並ぶでもかき消すでもなかった。これは、正直予想通りだったが。ワタシたちは、バンド解散後別のバンドをはじめたものの、結局突き抜けられなかった例を知りすぎているのだ。

個人的には、2度ライヴを観る機会に恵まれた。初回は、2011年9月の単独公演。これは、本来春先に予定されていたのが、東日本大震災によりリスケされた。春のスケジュールでは、東京はウイークデーのみだったので、土曜日の名古屋公演のチケットを取り、併せて観光もするつもりだった。

しかし震災を挟んでリスケされたことで、ちょっとしたボーナスもあった。オープニングがの『Across The Universe』で、バックドロップには日の丸が掲げられた。震災以降各地のアーティストが声明を発したが、リアムは最も早く声をあげたひとりで、そればかりかほかのアーティストに呼び掛けてイギリス国内でチャリティーライヴを行ってくれた。

2回目は翌2012年の初日で、ヘッドライナーのストーン・ローゼズの露払い役にもなった。前年は封印していたオアシスの曲も、ここでは演奏していた。またこのときのフジロックは、2日目にノエルが出演することになっていたので、どこかでニアミスするんじゃないかとも思っていた。

2013年のにもバンドはエントリーされていたが、開催約10日前にゲム骨折によりキャンセルとなってしまった。今年3月の公演はスルーしていたので、セカンドアルバムの曲をワタシはライヴでは体感せずじまいになってしまった。

バンドを引っ張っていたのは、いちおうリアムだと思う。しかし、もしビーディ・アイの活動充実を望むとすれば、音楽的に軸になるもうひとりのメンバーか、もしくはプロデューサーといった強力なパートナーが必要だったのではないだろうか。

一方のノエルはセカンドアルバムを完成させ、そして来年4月の日本公演も発表された。

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