攻殻機動隊 大原画展
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最終更新日:2022/05/02
イベント・トピック ジェームズ・キャメロン, 攻殻機動隊
池袋で開催中の「攻殻機動隊 大原画展」を観に行ってきた。
場所は池袋西武別館の2階。副都心線で池袋に着き、横長になっている西武百貨店の中をかなり歩いた末、ようやく展示場に到着。受付横にタチコマのオブジェがあった。
原作者士郎正宗の挨拶、押井守はじめアニメ制作のサイン、ジェームズ・キャメロンのコメント色紙などを経て、映画『GHOST IN THE SHELL』→『イノセンス』→『Stand Alone Complex』→『ALISE』の順に、原画が展示されていた。
何種類かの攻殻がある中、共通しているのは大友克洋『AKIRA』にも劣らない、緻密なデザインだ。キャラクター描写だけでなく、舞台となる街並みや銃器類まで、そのクォリティーの高さは海外に出しても恥ずかしくない。
設定はテクノロジーが発達した近い将来のあり方を想定しつつ、ストーリーはむしろ現代に実際に起こったことを題材にしている。それがよりリアリティを帯びているのは、この素晴らしき画があってこそだと思う。
原作漫画『攻殻機動隊』の原画は、アニメの後つまり最後に展示されていた。実は、最近原作を買って今読んでいるところで、見慣れた扉絵を大きいサイズで見ることができた。アニメを先に観ていると素子の軽めなキャラクターに戸惑いもするが、しかし、全てはここから始まったのだ。
「攻殻機動隊 大原画展」は、あさって20日まで開催されています。
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