クレイジーケンバンド@EX Theater
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最終更新日:2023/12/09
クレイジーケンバンド
キングオールスターズのライヴを観に来ているのだが、そのゲストつまりオープニングアクトがクレイジーケンバンドだった。ワタシが観るのは、実質はじめてだ。
定刻より5分ほど経ったところで、メンバー登場。ギター2人、ベース、ドラム、キーボード、バックヴォーカル、トランペット、トロンボーン、サックス、そしてヴォーカルの横山剣で、総勢10名の大所帯だ。
演奏にせよMCにせよ、客をノセるのがうまい。次の曲を書いたときの背景を語るうち、さりげなく加山雄三をエピソードに加えてもいる。全員、お揃いではないがスーツ姿がキマッていて、お洒落で素敵なオジサンたちだ。ギターの人をフィーチャーしたコーナーでは、加山の曲や『恋は水色』などをインストでやっていた。
そして、そのときは不意にやってきた。終盤『タイガー&ドラゴン』の2コーラス目のところで、ステージ向かって左の袖から加山雄三が歌いながら登場したのだ。これはバンド側にとってもサプライズだったようで、横山と加山のツインヴォーカル状態で歌は進んだ。大御所なのにふんずり返ることもなく、自ら仕掛けていく加山の姿勢は、ほんとうに素晴らしい。
ライヴは約50分。ゲスト扱いにしては長めと思うが、露払いとしては絶好のステージになった。
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