ジョジョの奇妙な冒険　スターダストクルセイダーズ、スタート（アニメ）

アニメ版第2部放送終了から1年。今月4日から、ジョジョ第3部「スターダストクルセイダーズ」が始まっている。

第1部第2部の原作を継承した描き方は圧巻だったが、第3部も上々だ。アニメは擬音の効果音を音でしか表現しないが、ジョジョは原作と同様字が出ていて、原作が動いているような感触を味わえる。今回、キャラクターは、承太郎やジョセフは充分、アブドゥルの顔が少し微妙だが、総じて期待通りの出来と思う。中でも、ジョナサンの肉体を手に入れ100年の眠りから醒めたDIOの不気味さは、アニメになってより増幅されている。1年のインターバルは伊達ではなかった。

そして、第3部からはスタンドが登場する。承太郎のスタープラチナのスピーディーかつ繊細な動きは、アニメでこその表現力が発揮されている。今後はさまざまな敵キャラとスタンドが多数登場するので、期待が持てる。ポルナレフもまだ登場していないしね。

現在まで、第3話が放送されている。第1話では、話の流れを優先しオープニングもエンディングもなし。第2話ではオープニングが流れるも、エンディングは映画のようなエンドロールだった。これはこれでカッコいい。

そして第3話にて、ついにというかやっとというか、エンディングが明らかになった。バングルスの『Walk Like An Egiptian』だ。滑らかな曲調は今のところジョジョの世界観と完全マッチしているとは言い難いが、1部2部のイエス『Roundabout』に続き、いいところをチョイスしたなあと思っている。

原作では、第3部は1部2部よりも長尺になっている。アニメの放送期間は、半年いや1年くらいかかるだろうか。