岩合光昭写真展「ねこ」、そして「ネコライオン」
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最終更新日:2023/03/12
ねこ
ライフワークとして猫を撮り続けている写真家、岩合光昭の写真展、その名も「ねこ」を観に行ってきた。
会場は渋谷ヒカリエで、入るのはこれがはじめて。展示スペースは、9階にあった。若い人から年配の方々までと、客層は幅広い。猫の表情をよく捉えている写真が多いが、中にはどうやって撮ったのかと思うような信じられない&決定的瞬間を捉えた写真もあった。魚を奪い合う2匹の猫とか、屋根から飛び降りる瞬間とか。
撮影地は、日本と海外が半々だった。海外は、イタリア、ギリシャ、モロッコ、スペイン、トルコといった、地中海周辺。岩合さんが飼っていた「海」という猫のコーナーや、猫について岩合さんが語る映像コーナーもあった。
ヒカリエの展示は元々知っていたが、会場まで行ってもうひとつの展示があることを知り、しかもこの半券持参にて割引されるとのことなので、もうひとつの展示にも行ってみた。今度は恵比寿の写真美術館で、タイトルは「ネコライオン」。
こちらは、ネコとライオンの似たような写真を並べる、よくできた展示だ。あくびをするネコとライオン、寝転がるネコとライオン、獲物を狙うネコとライオン、など。ネコはともかく、野生のライオンの表情をカメラに捉えることができるのはすごい。
ライオンは、タンザニアの自然保護区をはじめ海外で撮影されたもの。ネコは日本が大半だが、中にはアメリカやオーストラリアで撮影されたものもあった。ヒカリエの展示とのダブりは、最小限にとどめられていた。
ヒカリエの「ネコ」は、本日25日にて終了。恵比寿の写真美術館の「ネコライオン」は、10月20日(日)まで開催されています。
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