ポール・マッカートニー（Paul McCartney）@ボナルーフェスティバル

13日から16日まで、アメリカでボナルーフェスティバルが行われていてる。去年はレディオヘッドの驚愕パフォーマンスをウェブキャストで堪能でき、それがフジロックの予習にもなった。今年もウェブキャストされていて、今日、ヘッドライナーのポール・マッカートニーのライヴを観た。

ウェブキャストのページとボナルーのハッシュタグ一覧のツイッターを横並びにしていたのだが、ポールが始まった途端、日本人の「観られない」という嘆きのツイートが散見。ガードがかかりUSオンリーとかいうメッセージが出ているようだ。Windows7+FireFox16のワタシは、観ることができた。

序盤、ポールは黒のロングコートをまとい、ベースを弾きながら歌っていた。現在全米ツアー中ということもあってか調子は上々に見え、演奏も引き締まっているように伺えた。現在70歳とは思えぬ、とてつもないバイタリティーだ（来週18日が誕生日で、そこで71歳になる）。巨漢のドラマーやイケメンのギタリストなど、バンドメンバーはここ数年ポールを支えている人たちから変わっていないと思われる。

フェスということもあるのか、セットリストはビートルズナンバーを多めにしている感じ。オープニングが『Eight Days A Week』だったのにいきなり意表をつかれた（今回のツアー情報をまるで見ていないので、これが2013年標準なのかも）。『The Long and Winding Road』『Maybe I'm Amazed』をピアノ弾き語りで切々と歌うポールの姿に、先日映画館で観た『ロックショウ』の76年のポールの姿が頭をよぎる。あれから37年経ってまだステージに立っているって、それだけで驚異的だ。

ウェブキャストされたのは前半だけで、『And I Love Her』までで切れてしまった。フルセットリストは以下。

Eight Days a Week
Junior's Farm
All My Loving
Listen to What the Man Said
Let Me Roll It/Foxy Lady (instrumental)
Paperback Writer
My Valentine
Nineteen Hundred and Eighty-Five
The Long and Winding Road
Maybe I'm Amazed
I've Just Seen a Face
We Can Work It Out
Another Day
And I Love Her
Blackbird
Here Today
Your Mother Should Know
Lady Madonna
All Together Now
Lovely Rita
Mrs. Vanderbilt
Eleanor Rigby
Being for the Benefit of Mr. Kite
Something
Ob-La-Di Ob-La-Da
Band on the Run
Back in the U.S.S.R.
Let It Be
Live and Let Die
Hey Jude

Encore:
Day Tripper
Hi Hi Hi
Get Back

Encore 2:
Yesterday
Helter Skelter

Encore 3:
Golden Slumbers/Carry That Weight/The End

ポール最後の来日は2002年11月で、いつのまにかあれから11年も経ってしまった。そろそろ、日本に来てくれてもいい頃では？