クラフトワーク(Kraftwerk)東京公演まとめ
以下、ワタシが参加した日はその記事に、そのほかはsetlist.fmにリンク。
・5月8日(水)Autobahn
・5月9日(木)Radioactivity
・5月10日(金)Trans-Europe Express
・5月11日(土)The Man Machine
・5月13日(月)Computer World
・5月14日(火)Techno Pop
・5月15日(水)The Mix
・5月16日(木)Tour De France
ワタシが参加した4公演については、いずれも素晴らしい出来だった。モノトーンの映像にセンスのよさを感じ、別世界へと誘ってくれた『Trans Europe-Express』デー。看板曲の目白押しで、盤石の運びとなった『The Man Machine』デー。『Musique Non Stop』で終わらず、まさかのアンコールがあった『Tour De France』デー。そうした中、敢えてベストを選ぶとすれば『Radioactivity』デーだ。
オープニングの「Ladies and Gentlemen ..」のSEが、ワタシが行った中ではこの日だけなかった。もしかしてミスかもしれないが、アルバム『Radioactivity』にどっぷり浸かれという、クラフトワーク側の意思表示だったのではないか。アルバム全曲の映像も、ワタシにとっては『Radioactivity』が最もインパクトがあった。放射能やラジオに掛かる映像だけでなく、宇宙空間や異次元を思わせる映像は、それだけでもひとつの芸術として成り立ったはずだ。
今回は2階席が取れず、4公演全て1階スタンディングだったが、ワタシは毎回ポジションを変えた。『Radioactivity』デーは後方PA左、『Trans Europe-Express』デーは正面前10列目、『The Man Machine』デーは向かって右サイド最前列、そして『Tour De France』デーは向かって左サイド2列目に、それぞれ陣取った。前に詰めていたときはメンバーの一挙手一投足を捉え、また3D映像の飛び出し具合もハンパではなかった。後方で観たときは、ステージや映像を全体像として受けとることができた。
最後に、この公演に参加した人であれば多くの人がそう思うはずだが、この公演は絶対にDVD/ブルーレイ化するべきだ。できるなら、ライヴ本体の映像に加え、エクストラメニューにてバックドロップの映像だけを楽しめる構造になっていればなおベターだ。
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