Jack Petruzzelli(ジャック・ペトルッツェリ)
先日観に行ったパティ・スミス@オーチャードホール公演のレポートにおいて誤りがあり、修正した。バンドのギタリストのひとりをパティの息子で元ホワイト・ストライプスのメグ・ホワイトの夫ジャクソンと表記してしまったのだが、実は別の人であることがわかったからだ。
レポート本文にも書いたが、ライヴの最中はその人が誰なのかワタシは判別できずじまいだった。それまでは、パティとは公私にパートナーの仲でもあるオリバー・レイがセカンドギタリストとしてツアーに帯同していたのだが、ワタシがその場でわかったのは、オリバーではないということだけだった。パティはメンバー紹介をすることなくライヴを終えてしまったので、後はネットに頼るしかなかった。ロッキングオンのサイトにShibuya-AX公演のレポートがあり、ココにジャクソンと書かれていたので、それに倣いレポートを書いた。
がしかし、昨夜またネットしていて別の情報を掴み、真実に至った。あの人は、Jack Petruzzelli(ジャック・ペトルッツェリ)というセッションミュージシャンだったのだ。ジャックの公式サイトに、パティのツアーに参加している情報や写真などが掲載されていたのと、何よりこの人の顔写真が掲載されていたので、これで確信できた。
Jack Petruzzelli
Visuals – Jack Petruzzelli
Shows – Jack Petruzzelli
パティ以外にも、ジョーン・オズボーン(96年に観に行ったなあ)やデニー・レイン(ムーディ・ブルース、ウィングス)と仕事している人らしい。
パティの新譜『Banga』のパッケージも、改めて見返してみた。この作品は「盟友」トム・ヴァーレイン(祝!テレヴィジョン5月来日!)、息子ジャクソン、娘ジェシー、更にはジョニー・デップの参加が話題で、内容的にも充実した作品だが、その中にジャックの名前もあった。ワタシが所有しているのは輸入盤のブックタイプで、モノクロながらジャックのフォトもあった。ココをあらかじめ目に焼き付けておけば、ライヴその場で判別できたのだ。。。
とはいえ、これでスッキリした。因みに、この記事を書いている現在、ロッキングオンのレポートではまだジャクソンの表記のままになっている(まさか、AXだけがジャクソンだった、なんてことないよね)。
※1月30日に、ロッキングオンのレポートには訂正とお詫びが掲載されています。
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