第63回紅白歌合戦、石川さゆりのバックを手掛けたのは荒木飛呂彦
大晦日に放送された紅白歌合戦。オンタイムで観ることをせず、録画しておいて今日やっと観た。
番組は4時間30分あり、はっきり言ってほぼ早送りにし、気になったところで通常再生にした。アフリカから中継したMISIA。貫禄の矢沢永吉(ギターが山本恭司だったようだ)。Perfume、きゃりーぱみゅぱみゅ、ももクロといったデジタル系アイドル。曲提供している中田ヤスタカやヒャダインこと前山田は、ボロ儲けしているのだろうか。
そんな中、ワタシが特に注目したのが2組。まずは石川さゆりで、バックの能面をデザインしたのは『ジョジョの奇妙な冒険』の作者荒木飛呂彦だった(2人は親交があり、石川さゆりの最新アルバムのジャケットを荒木が手掛けている)。石川さゆりが髪にさしていたかんざしがスタンド「キラー・クイーン」だとネットで知ったのだが、映像ではどアップになったところでようやく判別ができた。
もうひと組は、斉藤和義。曲はドラマの主題歌でヒットした『やさしくなりたい』だが、当の斉藤は金髪にしていて(中村達也とのManish Boysのツアーで2人とも金髪にしたと聞いていた)、そしてギターストラップに「NUKE IS OVER」の文字が。日本で政治的なメッセージを発するメジャーアーティストはほとんどおらず、そして忌野清志郎亡き今、国営放送の国民的番組でコレをやる斉藤和義は最もロックな人だ。尚、ギターのひとりはMy Little Lover/The Birthdayのフジイケンジだったらしい。
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