『社長 島耕作』、衆議院解散を予言
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最終更新日:2021/02/12
マンガ・アニメ
15日に野田首相が衆議院解散を明言し、そして翌16日に解散。選挙は、来月16日に行われる。ところが、週刊モーニングに連載中の『社長 島耕作』が、なんとこの解散を予言していた。
ワタシがモーニングを読んだのは昨日だが、雑誌自体は毎週木曜日発売で、今週だと15日の午前0時にはコンビニに並んでいたはずだ。野田首相の発言は15日の日中なので、島耕作の方が早かったことになる。島耕作の中では1月選挙となっていて、さすがにそこは現実とは異なったが、にしてもこれはすごい。
島耕作では政界や財界の情勢・話題を取り上げることも少なくなく、それは深読みすれば現実世界の政治家や経営者へのメッセージと受け取れることもある。また、現実世界に先んじたことは過去にもある。パナソニックは三洋電気を吸収合併したが、その半年前に島耕作の中では初芝電産と五洋電気が合併し、初芝五洋ホールディングス(その後テコットに社名変更)となっているのだ(その初代社長に就任したのが島耕作だ)。
さて、話を衆議院解散に戻すが、雑誌発売から逆算して、作画と入稿は1か月から遅くても2週間前には済んでいるはずだ。作者弘兼憲史の勘なのか、それとも情報源を持っていてタイミングを図り、今週の発売にぶつけてきたのか。いやはや。
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