トニー・スコットさん死去
映画監督のトニー・スコットさんが亡くなられた。橋から飛び降りて、自殺したとのこと。68歳だった。
トニーさんが手掛けた作品は、エンターテイメント性が高く、スピード感を感じさせるものが多かった。実兄は『ブレードランナー』『エイリアン』『ブラック・レイン』などのリドリー・スコットで、ワタシはこの2人なら断然自分はリドリー寄りと思い込んでいた。
がしかし、再確認してみると、思った以上にこの人の作品を観ていた。『トップガン』『デイズ・オブ・サンダー』『ビバリーヒルズ・コップ2』『ザ・ファン』など。去年1月に公開された『アンストッパブル』も、劇場まで観に行っていた。更には、この人のデビュー作品であり、エンタメ性以上にアート性が強く、デヴィッド・ボウイやバウハウスなども登場する『ハンガー』も観ている。
多くの人の心を掴み感動を与えてきた人が、自ら命を絶ってしまったのは非常に残念。報道では脳腫瘍があったとの話もある一方、遺族はこれを否定しているとも。
謹んで、ご冥福をお祈りいたします。