ハシエンダ2012を振り返る(1)-会場編
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最終更新日:2022/09/25
The Hacienda Oiso Festival 2012 ジョイ・ディヴィジョン, フジロック
大磯プリンスホテルを午前中にチェックアウトし、大磯駅まではバスで、駅からは東海道線に乗り、無事に帰宅できた。
このフェス、個人的には「アリ」だと思う。
会場までのアクセスは、JR大磯駅からバスで10数分。終演後は待ち行列がそこそこできてはいたが、少なくとも行きは順調だった。ワタシは利用したことはないが、フジロックだと会場のシャトルバス待ちの列は深夜でもハンパないくらい長いし、会場から越後湯沢駅までも30~40分かかったはずだ。
横浜市民として言わせてもらえれば、幕張メッセやさいたまスーパーアリーナに片道2時間かけて行くよりも、ずっと近くて楽だった。ワタシの場合、ドアトゥドアで約1時間15分程度で済んだ。
大磯ロングビーチは、海に近くて景観がよく、緩い風も気持ちがよかった。潮風が結構きついかなと予想していたが、西湘バイパスをはさんでいるため、潮風にまみれることはまずなかった。ロングビーチは、外観はさすがに年季が入っていてあちこち痛んではいたが、内装はリフォームしたと思われ、きれいになっていた。トイレの個室は洋式のウォシュレットつきで、清掃員の方がこまめに掃除に来てくれていた。幕張メッセだと、個室は3室のうち1室が洋式で、あとは和式。ウォシュレットなんて望むべくもない。
場内に設置されたステージは4つ。メインステージは、てっきり屋外なものと思っていたら屋内だった。イメージとしては、フジロックのレッドマーキーをコンパクトにした感じ。後方と向かって左が通用口になっていたことや、ステージ左脇からアーティストや関係者が出入りする構造も、レッドマーキーに似ている。ポールダンスは、DJタイムのときにココの後方で行われていた。
第2のステージは入り口入ってすぐ左の駐車場のようなスペースで、左手に西湘バイパスを見るという具合。第3のDJブースは、屋内で天井の低いところだった。そして第4のブースは、プールを臨むところに設置。浅野忠信もここでプレイしていた。その横にはスケボーやインラインスケートのパフォーマンスをする即席のスペースがあって、空き時間はプールサイドに座ってDJをBGMにしながら彼らのパフォーマンスを観て楽しんだ。
飲食用の屋台は5店ほど出店していて、こちらはまずまず。似たり寄ったりであまり選択肢がないなあとは思ったが、場所の関係もありあれ以上の出店は難しかった。タバコの無料配布、アルコール類専用の販売ブース、キッズエリア、マッサージなどもあった。
物販はメインステージ後方にあったが、販売されている品数があまりにも少なかった。ジョイ・ディヴィジョンのTシャツだけで数種類あるはずなので、もっと商売っ気を出してもよかったのでは?ピーター・フックは、2日間ココでハシエンダの本購入者を対象とするサイン会を行っていた。
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