シャーラタンズ(The Charlatans)Festival Set@ハシエンダ2012
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最終更新日:2022/09/25
The Hacienda Oiso Festival 2012 シャーラタンズ
うーん、そういうことかあ。出来は、昨夜より今日の方がよかったと思う。『Tellin' Stories』は今年リリース15周年で、来月にはそのアニヴァーサリーエディションがリリースされるけど、もしかしたらバンドにとっては通過点のひとつでしかなかったのかもしれない。
前半は地味な曲が多かったが、それでも説得力があった。メンバー5人がみなそれぞれ持ち味を発揮しつつ、バンドとしての一体感は鉄壁だった。名曲『Weirdo』も聴けたし。
ティムは帽子をかぶりメガネをかけて登場。メガネはすぐはずしたが、帽子は被ったままだった。マーティン・ブラントとジョン・ブルックスは共にがっちりした体格で、野太いリズムを刻んでいた。ティムとギターのマーク・コリンズは華奢だったが、動きはシャープ。ギターのリフは、要所で心地よく響いた。トニー・ロジャースによるハモンドオルガンの冴えは、言わずもがなだ。
終盤は『North Country Boy』を経て、ラストはやはり『Sproston Green』。壮絶かつグルーヴィーなメロディが洪水のように押し寄せる、シャーラタンズの必殺チューンだ。
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