ニール・ヤング(Neil Young)来日中!?
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最終更新日:2024/01/26
Neil Young ソニック・ユース, トム・ペティ, ニール・ヤング, パール・ジャム, フジロック, ブルース・スプリングスティーン, ボブ・ディラン
3日くらい前だったか、ネットサーフィンしていてなんとニール・ヤングが来日していることを知った。ニール?来日?なんで?
自身のツアーによる来日ではなく、東日本大震災を支援する「TOMODACHI」のイベントとしてだった。ブラック・アイド・ピーズのウィル・アイ・アムも来日していて、ウィルは「笑っていいとも」にも出てプロモーションをしていた。「TOMODACHI」は日米政府の主導によって進められていて、記者会見も駐日米国大使公邸で行われたとのこと。でも、ニールってカナダ人だよね(本人もツッコミ入れていたとか)。
震災の後、日本人が暴動行為に及ばず秩序を保っていることは海外から称賛されているらしいが、ニールも同じことを言い、その日本人のスタンスが世界の見本になるとも言ってくれた。会見ではライヴ活動による支援での来日の可能性についても質問があがり、日本のプロモーターが企画してくれればぜひ、とも言っていた。
アメリカのアーティストの中には、ワールドワイドに活動しているにもかかわらず、残念なことになかなか日本に来てくれない人がいる。ブルース・スプリングスティーン、トム・ペティ&ハートブレイカーズ、パール・ジャムなどがそうだ。今年衝撃の解散表明をしたR.E.M.も、その部類に入っていたと思う。活動はコンスタントに続け、世界中をまわっているのに日本に来ないとなると、日本がキライなのかなあとか思ってしまう。そして、ニール・ヤングもそれに近い。
ニールはその年齢やキャリアに埋もれることなく、質の高い作品を世に送り続けているし、下の世代のアーティストたちとも積極的に交流している。パール・ジャムとの師弟関係はもとより、ソニック・ユースのメジャー台頭にも呼応。パンクロックが隆盛していたとき、ジョニー・ロットンに正面から向き合ったアーティストは、同世代ではニールだけだったろう。ボブ・ディランと並ぶ、奇跡の存在だ。
ニールの直近の来日は8年前の2003年11月で、その前は2001年フジロック、更にその前となると、89年にまでさかのぼる。ワタシは、2003年と2001年フジは観ることはできたが、ぜひまた近い将来の来日を望みたい。
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