東京事変以外の5アクト@テレ朝ドリームフェス

【西野カナ】
カラオケではなく、バンド。ドラム、キーボード×2、ターンテーブル、ベース（曲によりギター）という編成。また曲により、男女計6人のダンサーも登場した。

ドラマやCMなどで聴いたことのある曲を含め、約40分のステージをこなす。白鳥のような衣装をまとい、歌唱力もまずまず。2週間前に自身のツアーを終えていて、その最終がココ武道館だったそうだ。

【Perfume】
セットチェンジにてステージから機材がまるでなくなったので、もしやと思ったが、早すぎるパフュームの登場。そして、場内は早くも最高潮に。3人の衣装は同じ柄ながらも微妙に異なり、そしてハイヒールで踊りまくる。

恐らくは歌っておらず、口パクだろう（でなければ、MCのときもっとぜえぜえしているはず）。適度に客に声出しもさせ、序盤に『レーザービーム』、終盤は『チョコレート・ディスコ』。そしてラストは、1月のオンタマカーニバルでは聴けなかった『ポリリズム』だった。

開演時間にスクリーンで出演アーティストの紹介があったのだが、出演の順番は異なっている。がしかし、事変はやはりトリ候補か。

【三代目J Soul Brothers】
エグザイルの弟分とかで、ヴォーカル2人にダンサー（パフォーマーと言っていた）5人という編成。時折ラッパーらしき4人が加わり更に大所帯にもなっていた。曲調もノリも、ほぼエグザイルのイメージとかぶるが、場内のリアクションは結構上々。結成1年そこそこでまだ持ち歌が少ないらしく、先の2組よりも短めで終了。

ステージMCは、テレ朝の女子アナ。また、テレ朝のゆるキャラもちょいちょい出没している。

【加藤ミリヤ】
バンド演奏ではなく、ステージには卓があってターンテーブルやiBookがあるだけ。そして、ミリヤはなんと金髪（ヘアピースかも）に黒のボンデージ衣装といういでたち。男女10人のダンサーを従え、歌いながら踊るさまはマドンナを意識しているかのようだ。

しかしMCは打って変わって女のコらしく（まだ23だそうだ）、パフォーマンスとのギャップが大きい。知っている曲はまるでなかったが、ブルーハーツ『リンダ・リンダ』のサンプリングを組み込んだ曲があった。

【RIP SLYME】
いきなりミュージックステーションのオープニングテーマで登場し、タモリのノリで軽くMCを入れた後『楽園ベイベー』へ。ターンテーブルの人は基本は卓上なのだが、ハンディタイプのターンテーブルで前方に乗り出して来ることも。

前半はほぼノンストップで次々に曲を繰り出し、布袋寅泰『バンビーナ』のリップスライムバージョンあり、と、とにかく観る側を飽きさせず、盛り上げ巧者ぶりを発揮していた。

観たのは2007年京都ライヴアース以来だが、あのときはymo目当ての客だらけで（ワタシもそうだったが）完全アウェー状態で、その上次のUAの時間まで食いつぶすKYぶりだったのだが、今回は上々の仕上がり。

というわけで、トリはやっぱり東京事変！