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イーグルス(Eagles)@東京ドーム

公開日: : 最終更新日:2024/01/02 Eagles ,

イーグルス(Eagles)@東京ドーム

2004年のときもアリーナ席で観る幸運に恵まれたが、今回もアリーナのチケットを手にすることができた。Aブロックのステージ向かってやや右で、ジョー・ウォルシュ側だ。

予定時刻を8分ほど過ぎたところで、客電が落ちる。まずサポートメンバーが先に出てきてスタンバイし(全員黒の衣装)、そしての4人が登場。ハーモニーが効いた『Seven Bridges Load』でスタートし、続いて新譜『Long Road Out of Eden』から『How Long』など2曲を披露。

そして、サポートによるトランペットの長いイントロを経て、早くも『Hotel California』。ショウは、ここで最初のピークを迎えた。前半は、『I Can't Tell You Why』『Witchy Woman』や『Lyin' Eyes』など、70年代の曲が、思った以上に披露された。のソロ曲『The Boys Of Summer』を経て、『The Long Run』で第一部が終了する。

20分近くのインターバルを経て、第二部へ。4人がステージ前方横一列に座ってのアコースティックセットだ。まずは、新譜からいくつかを披露。再結成後もいい曲を生み出していることがここでクリアになり、イーグルスが過去の遺産だけに依存していないことが証明された形となる。更に『Best Of My Love』や『Take It To The Limit』といったヒット曲も演奏され、ライヴが引き締まった。

バンドセットになり、新譜のタイトル曲『Long Road Out Of Eden』を。イーグルスはコンパクトな曲が多い中、この曲は10分に渡る大作。後半はインプロヴィゼーションが繰り広げられ、このバンドが今だ野心的であることが伺える。後半はラウドなアレンジで演奏に重点を置いた格好となり、緊張感が漂った。

『Heartache Tonight』『Life In The First Lane』で第二部を締め、アンコールは『Take It Easy』『Rocky Mountain Way』ときて、オーラスは『Desperado』。途中休憩があったとはいえ、今回も6年前と同様3時間に渡るステージとなった。『Rocky Mountain Way』は、今回の来日では東京が初らしかった。

余談だが、席につく前にワタシの前をみうらじゅんが歩いていた。また、手荷物検査がかなり細かくされていて、入場には思った以上の時間を要した。ゲート外に並んでゲートをくぐるまでに10分以上かかり、更にアリーナ席にたどりつくまで約10分。着席したのが予定時間を2分まわったところだったので、少しあせった。

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