MITCH IKEDAさん
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最終更新日:2023/10/15
Manic Street Preachers オアシス, マニックス
マニック・ストリート・プリーチャーズやオアシスに認められ、受け入れられた日本人カメラマンがいる。MITCH IKEDAさんだ。
MITCHさんのことは、数年前のロッキングオンに掲載されていた記事を読んで知った。ある時期UKに滞在されていたご様子で、上述の2組をはじめ、たくさんのアーティストをファインダーに捉えてきた。現在は活動拠点を日本にされているらしく、アジカンや吉井和哉といった、日本人アーティストとも仕事をしているご様子だ。
11月27日のマニックス横浜公演において、ワタシはステージ向かって左側の最前列に陣取っていた。開演直前、ひとりのカメラマンが柵の前に現れた。腕から掛けているカメラに、ネームがあった。MITCHさんだった。その後すぐに客電が落ちて、ライヴが始まった。MITCHさんは、出だしから3曲くらいは向かって左からバンドを撮影し、その後向かって右に移動。更には、ステージの袖やドラムセットの後方にまで回り込んでシャッターを切っていた。そしてラスト近くになると、最初と同じ向かって左にやってきた。
MITCHさんが向かって左前方にいたとき、ワタシの視線とジェームスとの間にMITCHさんがいる格好になった。ジェームスは、何度となくこちらを見ながら歌い、演奏していたのだが、特に序盤は、MITCHさんに向けて「オレを撮ってみろ!」と言っているようだった。2人の間には、ことばを交わさずとも通じ合える絆があったように思えた。ワタシはライヴそのものに興奮を覚えつつ、もうひとつ別の感動を実感していた。
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