トム・ヴァーレイン(Tom Verlaine With Jimmy Rip)@下北沢Garden
公開日:
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最終更新日:2023/01/29
Television/Tom Verlaine テレヴィジョン
開場から40分ほど経過した頃に、会場に着いた。てっきりオールスタンディングなものとばかり思っていたのが、まさかの椅子席が。当然ながら椅子につくのはムリで、横のスペースに立って開演を待つことに。
結局30分遅れて開演。バンドではなく、ヴァーレインとジミーの2人によるアコースティックライヴだ。2人ともアコギ1本だけで、演奏前に入念にチューニングを。序盤は渋めの曲が多く、中盤以降時折エモーショナルなプレイを見せるように。
曲は、新譜(と言っても4年前だが)『Songs And Other Things』からが多かったように思われ、大人の鑑賞に耐えうるロックを展開。2曲目でソロファーストからの『Souvenir From A Dream』を、本編ラストでは『Kingdom Come』を、披露してくれた。
気になるテレヴィジョンの曲だが、気のせいでなければ序盤に『Little Johnny Jewel』のリフをちらっと入れ、中盤では『Prove It』を演奏してくれた。ぶっちゃけ、他にも聴きたい曲はあったが、アコースティックのアレンジでは微妙な仕上がりになったかもしれない。
ヴァーレインとジミー、どちらがリードギターでどちらがリズムギターだったのか。実際はそのような連携ではなく、リードは交互に入れ替わった。また、2人のギターの絡み合いこそが、テレヴィジョン時代からの醍醐味で、それはアコースティックであっても活きていた。
ライヴは、アンコールを含めてちょうど2時間。明日も、同じ会場でライヴがあります。
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