マニック・ストリート・プリーチャーズ(Manic Street Preachers)、5年ぶり単独来日
公開日:
:
最終更新日:2023/10/15
Manic Street Preachers マニックス
マニック・ストリート・プリーチャーズの来日公演が、今夜と明日行われる。ワタシは、明日の横浜公演に足を運ぶ予定だ。
マニックスと日本とは、正直に言って相性が微妙なトコロがある。これまでに、来日が3度中止になっているのだ。近い方からいくと、去年7月のナノ・ムゲン・フェスがドタキャン。2006年には、ジェームズ・ディーン・ブラッドフィールドとニッキー・ワイヤーのソロがセットで来日のはずが、これもキャンセルに。さらにさかのぼると、95年2月には『The Holy Bible』のツアーで来日するはずだった(ワールドツアーの日程変更による中止というアナウンスだったが、その直後にリッチー・エドワースが失踪している)。そんなこんなで、来日は2007年のサマソニ以来、単独となると2005年以来5年ぶりだ。
バンドは去年春に『Journal For Plague Lovers』をリリースし、そして今年秋に『Postcard From A Young Man』をリリース。活動初期以来と言っていい、ハイペースでのアルバムリリースだ。同時期に、あるいは彼らより後にデビューしたバンドの多くが今はもう解散してしまっている中、彼らはサヴァイヴしている。まだまだ彼らには歌うべきことがあり、鳴らすべき音があるということだろう。
リッチー失踪の頃を思えばやはり感慨深いものがあるし、その後復活を遂げた後でもなかなか来日は実現せず、結局6年のインターバルができてしまった。それが今は、上述のような中止もありはしたが、ほぼコンスタントに日本に来てくれるようになっていて、ありがたい限りである。2003年のグレイテストヒッツ・ツアーのときは、あまりにもパフォーマンスがエモーショナルすぎて、ツアーが終わったら解散してしまうのではと思ったくらい。しかし、彼らは今なお現在進行形だ。
関連記事
-
マニック・ストリート・プリーチャーズ(Manic Street Preachers)@Studio Coast Day1
『National Treasures』2夜連続ライヴの第1夜だった。 まずは、オープ
-
MITCH IKEDAさん
マニック・ストリート・プリーチャーズやオアシスに認められ、受け入れられた日本人カメラマンがい
-
マニック・ストリート・プリーチャーズ(Manic Street Preachers)『Everything Must Go (10th Anniversary Edition)』
マニック・ストリート・プリーチャーズが1996年にリリースしたアルバムが、『Everythi
-
マニックスのゲスト(オープニングアクト)にアジカン
かつては横浜アリーナで自身のフェスを開催し、日本人アーティストのロックフェスではヘッドライナ
-
マニック・ストリート・プリーチャーズ(Manic Street Preachers)、2年ぶり単独来日
既に発表になっているが、マニック・ストリート・プリーチャーズが5月に来日する。東京2回にして