アバター特別編(ややねたばれ)
公開日:
:
最終更新日:2022/12/18
アバター サム・ワーシントン, ジェームズ・キャメロン
全世界で記録的なヒットを飛ばし、またこんにちの3D映画ブレイクのきっかけともなった『アバター』。現在、約9分の未公開シーンが追加された『特別編』が公開されていて、観に行ってきた。
元日に観に行っていて、今回が2度目ということもあり、落ち着いて観ることができた。前回はとにかく視覚に訴える映像美に圧倒されたが、今回はより内容の方に気持ちが向いた。ぼろぼろになった地球から惑星パンドラに渡り、高額の価値がある鉱石を目当てに、先住民ナヴィの生活を犯そうとする人間。舞台こそ未来で地球外にしてはいるが、この図式はこれまでの人類の歴史で繰り返されてきたこと、そして、もしかしたら今現在も起こっていることではないか。『もののけ姫』『風の谷のナウシカ』を思わせ、ケヴィン・コスナー主演の『ダンス・ウィズ・ウルヴス』にも似通ったものを感じる。
今回追加された未公開シーンのうち、ワタシが気付いたのは2か所。共に、ナヴィと主人公ジェイクとの関係を深める上で重要と思われる。『エイリアン2』然り、『ターミネーター2』然り、ジェームズ・キャメロンが監督した作品は、いったん作品が公開された後に補完されたバージョンで再公開されることが少なくないのだが、今回もまた観る価値があると感じる。
関連記事
-
アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(少しネタバレ)
22世紀の未来。惑星パンドラにおいて、元海兵隊員のジェイクはアバターとして先住民ナヴィと交流
-
アバター(ネタバレあり)
ファーストデイを利用して、映画『アバター』を観に行ってきた。字幕/吹替、通常/3Dと、計4つ