アート展「Swinging London 50’s-60’s」
公開日:
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最終更新日:2023/10/11
The Yardbirds ジェフ・ベック, ジミー・ペイジ, ジョン・レノン, ミック・ジャガー, レッド・ツェッペリン, ロンドン
ジョン・レノン・ミュージアムはさいたま新都心駅にあるが、京浜東北線で2駅ほど東京よりの北浦和駅から徒歩3分程度のところに埼玉県立近代美術館があり、そこで「Swinging London 50's-60's」というアート展も行われている。50年代から60年代のロンドンのポップカルチャーを扱った展示である。
展示されていたのは、ベスパなどのスクーター、クルマ、椅子やテーブル、小型ラジオ、タイプライター、絵画、食器類、ファッション関連など。ロンドンがテーマではあるが、ソニー製のポータブルテレビやホンダのバイクなど、日本製品もいくつかあった。
そして、目玉となっているのがジミー・ペイジが寄贈したという品々だ。ヤードバーズ、レッド・ツェッペリン時代のステージ衣装、ギブソンやファントムのギターなど、展示品として出されるのは世界初だそうだ。ジミーの衣装はポール・リーヴスというデザイナーが手がけていて、ミック・ジャガーなども顧客だったとのこと。
ミケランジェロ・アントニオーニ監督の映画『欲望』を、あるシーンだけループで流していた。それは、ヤードバーズがクラブで演奏しているシーンで、曲は『The Train Kept A-Rollin'』。このときのバンドはジミーとジェフ・ベックのツインリード期で、演奏中にジェフのアンプの調子が悪くなり、ジェフがギターを叩きつけ、踏み付けて壊してしまうというシーンである。ジミーとジェフが共存していたのは極めて短い期間であり、それが映像として残っているのは非常に貴重だ。
「Swinging London 50's-60's」は、9月12日まで行われています。ジョン・レノン・ミュージアムと相互割引が行われていて、どちらかの半券を持っていくと割引になりますが、先にジョンの方を観て、その半券で近代美術館に入った方がトータルで安くなります。
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