ペイヴメント(Pavememt)@Studio Coast
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最終更新日:2023/02/02
Pavement
予想以上に、と言っては失礼かもしれないが、いいライヴだった。
なんと、ほぼ定刻に客電が落ち、SEが数分流れた後にメンバーが登場。序盤はスティーヴン・マルクマスがバンドを牽引しているように見えたが、他のメンバーもキャラを出すようになり、やはり希有なバンドだったのだと実感。
音は、ズレているのかいないのか、間違っているのかいないのかが、微妙にしてスリリングだ。基本的にコンパクトな曲ばかりなので、次から次へと畳みかけるように演奏。スティーヴンはかなり頻繁にギターを換えていて、リフがかなり立っていた。パーカッションのボブが、タンバリンにキーボードにコーラスにと、マルチぶりを発揮。ベーシストは、シューゲイザーのごとくほとんどうつむき気味だった。
本編は『Cut Your Hair』で締め、2度のアンコールもそれぞれじっくりとやってくれた。今年限定の再結成というのが、なんとももったいない。
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