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クラウス・フォアマン(Klaus Voormann)

The Beatles『Revolver』

正月、BSで関連の特番を放送。その中で、ビートルズと親交のあったアーティスト、クラウス・フォアマンを扱っていた。

クラウスはドイツ人。ベーシストであり、画家でもあった。ロック史的には、ビートルズ『Revolver』のジャケットを描いた人ということになるだろうか。マンフレッド・マンを経てのプラスチック・オノ・バンドに加入。ジョンのソロ『ジョンの魂』『Imagine』にも参加し、バングラデシュ・コンサートにも出演している。しかし、その後音楽界からは距離を置くようになり、絵を描きながら過ごしていたとのこと。90年代のビートルズアンソロジーでも、ジャケットのイラストを手掛けている。

番組は、クラウスが自ら半生を振り返りつつ、70歳にして初のリーダーアルバムを制作することになり、その模様を追っている。レコーディングにはも参加。他にも、クラウスと共演したカーリー・サイモンやヴァン・ダイク・パークスらが登場し、クラウスを称えている。

この番組は2009年制作で、その名も「サイドマン」とされている。フロントマンならぬサイドマン。こういうポジションの人も、ロック界には必要なのだと気づかされる。

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