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アバター(ネタバレあり)

アバター

ファーストデイを利用して、映画『アバター』を観に行ってきた。字幕/吹替、通常/3Dと、計4つの上映パターンがあったのだが、3D字幕をチョイスした。

22世紀。地球から離れた星パンドラで、アバタープロジェクトが推進されていた。先住民族ナヴィと人間をシンクロさせた生物アバターを生み出し、莫大な富になる鉱物を採掘する計画だ。元軍人のジェイクはアバターとリンクし、科学者グレースのサポートのもと、ナヴィと接触。やがて一族に認められるが、プロジェクトの遂行は自然の破壊や一族との戦いを意味し、ジェイクは一族と人間との間で揺れ動く。

なんと言っても、3D映像が視覚に訴える。機器類、自然、CGのアバターやナヴィ等が、臨場感を以て観る側に迫ってくる。森の中を駆け巡る場面や空中の場面は想像以上の迫力で、アメントのアトラクションを体感しているかのようだ。監督のは、かつては『アビス』『ターミネーター2』で当時の最新CG技術を導入しているが、今回もしてやったりだろう。この映像を観てしまったら、やウォシャウスキー兄弟は、『スター・ウォーズ』『マトリックス』をリメイクしたいと思うのではないだろうか。

ストーリー的には、元ネタは何かななんて想像を観ながら膨らませることができる。人間の身でありながら現地の種族について人間と敵対するという展開は『もののけ姫』を思わせ、森の中の攻防は『風の谷のナウシカ』を、空中に浮かぶ島は『天空の城ラピュタ』を、アバターとのリンクは『エヴァンゲリオン』を、思い起こさせる。

ジェイクは『ターミネーター4』での好演も記憶に新しい、グレースはが、それぞれ演じている。ナヴィの女性戦士ネイティリも準主役級の活躍なのだが、CG映像のため演じている人の素顔はわからない。

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