マニック・ストリート・プリーチャーズ(Manic Street Preachers)、Nano-Mugen.Fes2009に出演(後にキャンセル)
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最終更新日:2023/11/19
Manic Street Preachers マニックス
さて、ワタシのナノ・ムゲン2009でのメインであるマニックスだが、来日はおととしのサマソニ以来となる。このときはマリンステージでトリの前の前の出演だったが、時間帯が微妙だったのか、前後のアーティストとの流れが今ひとつだったのか。もちろんいいライヴをしてくれてはいたのだが、残念なことに強烈なインパクトを残すまでには至らなかった。
今回のナノ・ムゲンも、集まる客の大半はアジカンを筆頭とする日本のバンドのファンと思われ、アジカンがUKギターロックに影響を受けていることを知識として知ってはいても、では実際に音を聴いているかといえば、微妙と思われる。その辺りは恐らく当のアジカンも危惧していて、だから海外アーティストがステージに立つ前には、自らナビゲートをしているのだと理解している。マニックスのときも、たぶんそうしたことをするとワタシは予想している。
さて新作『Journal For Plague Lovers』だが、リリース前から話題になっていた作品だ。なぜなら、95年に失踪して以来いまだ消息が不明なリッチー・エドワースが書き残した詩を使っているからだ。ワタシは歌詞については聴いただけではわからないが、音の方はセカンドやサードつまりリッチーがいた頃のいい意味でのヒリヒリ感があって、結構気に入っている。ただ惜しむらくは、これだという決定的な曲が見当たらないことだ。ただ、買ったのも今月で、まだ3回しか聴いていないので、もっと聴き込んでいけばまた印象も変わってくるかもしれない。
ソニーミュージックは、マニックスのこれまでの作品をボーナスディスク付で再発している。ボーナスディスクには、シングルのカップリング曲やライヴ音源などが収録されていて、実は結構気になっている。ただその一方、こうした商売のやり方はどうなの?という気持ち悪さもある。特にマニックスでは、『The Holy Bible』『Everything Must Go』は、既にデラックスエディションがリリースされているし。なのでワタシが下した結論は、中古にあったら買う、だ。
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