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フジロック’09、キラーズ(The Killers)の代役にポール・ウェラー(Paul Weller)

Paul Weller『22 Dreams』

今日0時に公式サイトで発表があり、初日グリーンステージのトリ前に、キャンセルとなったの代役としてが正式発表された。

正直、まさかという気持ちだ。数日前にネット上で噂が流れていたものの、それが事実になるとは思っていなかった。そして、これで当日の予定が狂うことになった。ワタシはその時間帯、フィールド・オブ・ヘヴンでのトータスを観るつもりだったからだ。フェスにはよくあることだが、どちらかを観る場合はどちらかをあきらめなくてはならない。

ポール・ウェラーは来日ずくしだ。去年は出演で来日し、またその開催前には東京で単独公演も行った。そして、今年4月にも再来日し、全国主要都市でのツアーを行っている。去年リリースされた新譜『22 Dreams』は大作にして快心の内容だったし、ライヴも充実している。恐らくこの人は、そのキャリアにおいて何度目かのピークを迎えている。ワタシにとっても重要なアーティストで、92年以降全ての日本公演に足を運んでいる。これが凡百のアーティストであれば、「またか」で済ませてしまうところだ。

このエントリーのポイントは、単にウェラーがキラーズの代わりになっただけでなく、トリであるとの流れにある。よく知られている通り、ウェラーは本国ではモッド・ファーザーと称えられ、後輩アーティストから大きな信頼を得ている。その筆頭格が、オアシスのなのだ。ウェラーのライヴのバックをノエルとオアシスのギタリストのゲムが務めるといったようなことも、本国では実現している。もしかすると、ウェラーのステージにノエルが飛び入りして共演、あるいはオアシスの方にウェラーが飛び入り、といったようなことも実現するかもしれない。また、ウェラーの前はで、英米のパンクレジェンドが続けて出演という、もうひとつの流れも成している。

ウェラーを何度も観ている一方で、トータスは1度新宿タワレコのインストアライヴで観ただけで、フルライヴは観たことがない。エントリーが決まったときから、トータスはワタシの中での目玉のひとつでもあった。来週発表になるタイムテーブルを見てから自分の予定を決めるが、正直非常にキツい選択である。

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