Nano-Mugen Fes.2009、全アーティスト発表

アジアン・カンフー・ジェネレーション（以下アジカン）が主催するナノ・ムゲン・フェスについて、今日最後の出演アーティスト発表があり、全アーティストが出揃った。フェスは7月19日、20日の2日間に渡って横浜アリーナで行われる。

まず19日は、アジカンとは盟友でありこのフェスにはほぼ毎年出演しているストレイテナー、エルレガーデンの細見のソロプロジェクトなどが名を連ねる。そして20日だが、スピッツにユニコーンという、同じ日に同じステージに立つのが信じられない、なんとも豪華な顔ぶれになった。これを見ると、19日は例年に沿ったラインナップ、20日はこのフェスとしての飛躍（あるいは冒険）を試みたと言える。

更に、両日とも出演する洋楽勢も忘れてはならない。マニック・ストリート・プリーチャーズ、ベン・フォールズ、ハード・ファイなどだ。これまでにもアッシュやステレオフォニックスなどのエントリーはあったが、マニックスを呼んだのはすごい。つい先週新譜が出たばかりだし、非常にいいタイミングでの来日／フェス参戦と言える。

ワタシは、スピッツのエントリーが発表になった時点で20日のチケットを申し込んでいて、運よく当選していた。このフェスには過去2006年に1日参加していて、仕切りやインフラ面では非常に快適と言える。洋楽勢と日本勢に対するファンの温度差というのはどうしてもあるが、そこはアジカンのメンバーがステージに立ってナビゲートするなどしているので、課題に対しバンドが自ら向き合っていると言え、好感を持っている。

大規模のイベントやフェスやビッグネームアーティストのライヴは、千葉の幕張メッセやさいたまスーパーアリーナで行われることが多く、横浜市民の身としては東京を通過して千葉や埼玉まで行くのはちょっとした小旅行気分だった。横浜アリーナだと、かなり気が楽だ。