U2再び
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最終更新日:2023/02/12
トピック U2, ローリング・ストーンズ
2004年秋以来、約4年半ぶりの新譜『No Line On The Horizon』をリリースしたu2。ワールドツアーの日程も発表になり、いよいよまた彼らが動き出した。
前フリは、既にいくつかあった。オバマ大統領就任コンサートへの出演、グラミー賞でのパフォーマンス、そしてブリットアウォードにも出演したらしい。ロッキンオンでの渋谷陽一の指摘が面白くて、アメリカ国民でも大統領への投票権もないのに就任コンサートへの出演を許され、ノミネートもされていないのにグラミーやブリットに出て、そして音楽のクオリティは相変わらず高い、ということだ。くすくす。
まあ、何はともあれU2はすごい。活動を続ければ続けるほど巨大化し、そしてなおかつ現役であり続けている。こうした道程をたどる先人は、60年代組ならローリング・ストーンズ、70年代組ならエアロスミスがいる。U2のデビュー(ファーストアルバムリリース)は80年だが、時にはストーンズやエアロを凌駕しているのではと思わせる瞬間も数多くある。特に、『Achtung Baby』で大胆にテクノロジーを導入しサイバー路線に走り、時代に先んじすぎてオーディエンスを困惑させつつも、その姿勢が説得力を帯びていた。これをやったのは、王道系のバンドとしてはU2が最初だと思う。
コレを書いている時点で、ワタシはまだ新譜を入手していない。まもなくDVD付の限定盤がリリースされるが、コチラを予約しているからだ。前作『How To Dismantle An Atomic Bomb』のときにもブックレット付限定盤が出ていて、このときは気づいたときは既に予約分が品切れ状態で、一般発売後にCDショップを奔走してやっと手に入れた。当時は大変だったが、今となってはいい思い出だ。
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