ビートルズ@BS熱中夜話

NHK-BS2に、『BS熱中夜話』という番組がある。不定期に放送され、ランダムなテーマを取り上げている。なので必ずしも音楽番組ではないのだが、今月は2週に渡ってビートルズを取り扱っていた。

スタジオには、我こそはビートルズマニアというファン30人が集まり、鈴木慶一と萩原健太も登場。司会はビビる大木と田丸麻紀が務めていた。イントロや難問クイズ、ファンが所有するお宝、コピーバンドによる演奏などのコーナーがあり、随所にマニア度がチラついていた。つまり、ビートルズの歴史や曲を検証するというより、あくまでもファンの視点からビートルズを語るというのが趣旨のようだ。

ビートルズと日本といえば、やはり1966年の来日公演に焦点が当たる。スタジオには、武道館に行けた人も、チケットを手にできたのに行けなかった人もいたが、いずれにせよ、その人たちのその後の人生に大きく影響を与えている。萩原健太はそのとき小学生だったと言っていたので、武道館には行っていないのかな。武道館がこんにちコンサート会場としてステータスがあるのも、ビートルズが公演を行ってからだと思う。

解散から30年以上が経つというのに、いまだにこうして語られ番組を成り立たせてしまっているビートルズ。日本ではこうだが、欧米諸国でもこういうことは起こっているのかな？なんてこともふと考えてしまった。